日本ではやせている女性が多く、とくに20~30代では約6人に1人がやせ(BMI18.5未満)に該当します※。女性のやせは食後の血糖値が上がりやすく、将来、糖尿病になるリスクが高まることがわかっています。
※出典:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査の結果」
やせによる筋肉量の低下が糖尿病を引き起こす
糖尿病は血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなりすぎる病気です。初期には症状がほとんどありませんが、高血糖が持続すると動脈硬化が進行し、神経、眼、腎臓に障害がもたらされます。
日本人はもともと血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌能力が欧米の人より低く、食後の血糖値が上がりやすい体質です。それに加えて、女性は筋肉量が少ない傾向にあります。筋肉は血液中のブドウ糖を取り込む重要な組織で、筋肉量が少ないと血糖値が上がりやすくなります。また、筋肉量が減ると基礎代謝も低下するため内臓脂肪が蓄積しやすい体になります。
その結果、やせていても食後の血糖値が上がりやすく、糖尿病の発症リスクにつながることがわかっています。
よく体を動かし、しっかり食べる生活に切り替えよう
女性のやせによる糖尿病を予防するためには低栄養を改善し、筋肉量を増やして体重を適正に戻すことが大切です。よく体を動かすと食べる量が自然に増えて、健康的に筋肉量と体重を増やすことにつながります。
適正体重の目安
- 適正体重=身長m × 身長m × 目標のBMI
BMI=体重kg÷(身長m×身長m) -
出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)年齢 目標のBMI 18~49歳 18.5~24.9 50~64歳 20.0~24.9 65歳~ 21.5~24.9
よく体を動かす
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1日合計60分以上体を動かす
日常生活でこまめに動いて、1日合計60分以上体を動かす。内臓脂肪の減少に効果がある。
- 通勤や買い物で歩く時間を増やす
- エスカレーターではなく階段を使う
- こまめに家事をする


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週2~3回、筋トレを行う
筋トレは筋肉量を増やす効果がある。スクワットやかかと上げなどがおすすめ。
しっかり食べる
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毎朝、朝食をとる
主食とたんぱく質をとることを意識する。
- 例) おにぎり+ゆで卵
パン+ヨーグルトなど
- 例) おにぎり+ゆで卵


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1日1回は主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をとる
女性はたんぱく質が不足しがちなので、毎食、肉や魚、卵などの主菜をしっかりとる。

